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音名入力

音名(CDEFGAB)に対応したPCキーボードのキーをタイプして音符を入力する方法です。

音名入力を行うには、「編集オプション」の「ステップ入力時のキー割り当て」を「音名」に設定します。

鍵盤配置入力と同様に、マウスカーソルを音符にした状態で、PCキーボードで直接音符を入力することができます。 音符はキャレットの位置に入力されます。 シャドウ入力と併用することもできます。

音符の入力

PCキーボードのCDEFGABをタイプすることで、その音名の音符(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ)を入力できます。

オクターブの指定

,(<)でオクターブ低く、.(>)でオクターブ高くシフトします。

オクターブを変更すると、キャレット上の赤いラインが移動します。 この赤ラインは現在入力可能な音域(オクターブ)を表しています。 「編集オプション」の「シャドウ入力」がオンの時は、キャレットの位置にシャドウの音符が紫色で表示されます。

臨時記号

シャドウ入力が有効になっているときは、+または-をタイプすることで、入力する音符に臨時記号をつけることができます。

音符を入力した後から臨時記号を付けたり変更したりするには、入力した音符の変更を参照してください。

入力時の音の長さ

数字の18をタイプして、音の長さ(音価)を変更できます。 数字と音価の対応は、下の図の通りです。

音価のほかにも、付点や符尾の向き、自動連行や自動連符の設定が可能です。詳しくは、記号の種類を変更するを参照してください。

休符の入力

マウスカーソルが音符になっている状態で、0をタイプすると、キャレットの位置に現在の音符の長さの休符が入力されます。

大譜表での入力五線を指定

大譜表や3段大譜表(プラチナムのみ)の場合、通常は音の高さによって音符の入力される五線が自動的に決まりますが、高音部側に低い音を入れたいなど、五線を指定したいことがあります。 そのようなときは/をタイプすると、図のような赤い玉が五線に表示され、音符や休符を入力する五線を指定することができます。

/をタイプするごとに指定五線が下に移動し、一番下の五線から移動させたときは赤い玉が消え、通常の自動に戻ります。

Shiftを押したまま/をタイプすると移動方向が逆になります。

和音の入力

和音を入力するには、次の4つの方法があります。

キーを同時に押す

上記のキーを同時に押すことで(正確には最初に押したキーを離す前に他の高さのキーを押すことで)和音を入力できます。

キャレットを移動させて入力する

既に音符が入力されているところにキャレットを移動させて、上記キーをタイプすることでも和音を入力できます。

Shiftキーを押したまま入力する

音符入力後キャレットが次のタイミングに移動した状態で、Shiftを押したまま続けて違う高さの音符を入力すると、前の音の和音になります。

度数を指定して入力する

Shiftを押したまま、29をタイプすると、その度数分上の音符が追加されます。

CtrlShiftの両方を押したまま、29をタイプすると、その度数分下の音符が追加されます。

キャレットの位置に音符がある場合はその音に対して、音符が無い場合は前の音に対して追加されます。

タイの入力

Shiftを押したまま続けて同じ高さの音符を入力すると、自動的にタイが付けられます。

音符を入力した後で、音価や符尾の向きを変更したり、臨時記号を付けたり、高さを移動することができます。詳しくは入力した音符の変更入力した記号の移動を参照してください。