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演奏をそのまま出力する

WAVE形式、MP3形式でのエクスポートでは、楽譜に書かれている速度記号や強弱記号などの変化も含めて演奏情報をオーディオファイルに出力してくれます。このとき、プレーヤーモードのコントロールバーで設定した項目のうち、マスター音量は反映されますが、マスターテンポやキーシフトの状態などは反映されません。同様にパートのプロパティで設定した演奏に関する情報、およびミキサーパネルのうちパート別の音量や楽器の種類は反映されますが、ミュートやソロなどの状態は反映されません。

これらの演奏情報をそのまま出力に反映させるには、WAVEエクスポートの設定ダイアログボックスMP3エクスポートの設定ダイアログボックス演奏をそのまま出力する(O)にチェックを入れておく必要があります。この場合、反映されるのは以下の項目です。

例えば、楽譜の一部分だけ出力したい場合は、その小節またはパートを選択した状態でこのオプションを使います。メトローム音も含めて出力したい場合は、プレーヤーモードのコントロールバー(または演奏(P)メニュー)でメトロノーム発音をオンにした状態でこのオプションを使います。