音符は、PC のキーボードを使って入力することもできます。マウスでの入力は直感的に見た目どおりに行える点が分かりやすくて便利ですが、キーボードでの入力は慣れてくると、とても効率的です。 ここでは、PC のキーボードを使って音符を入力しましょう。
キーボードを使った入力には、「鍵盤配置入力」、 「音名入力」、 「シャドウ音符入力」 の3つがあります。ここでは最も一般的な「鍵盤配置入力」について説明します。
キーボードで音符を入力するときも、マウスカーソルは音符にしておく必要があります。「モードバー」で「音符入力」アイコンをクリックして、 「コントロールバー」でを4 分音符選択しておきます。
、新規作成ウィザードで「独唱」のテンプレートを選択して、「A4縦」、ト長調の楽譜を用意してください。
新しい楽譜の先頭にグレーの縦棒が表示されます。この縦棒は音符の入力位置を表し、「キャレット」と呼びます。
キーボードの左右キー( ← / → ) をタイプすると、隣の小節にキャレットを移動できます。
キーボードのCtrlキーを押しながら上下キー( ↑ / ↓ ) をタイプすると、前後のパートにキャレットを移動できます。
PC キーボードのZからMをピアノのC~B(ドからシ) に配置されていると見立てましょう。 試しにZからMキーをタイプしてみてください。
五線の中央のC の位置から、順番に音符が入力されていきますね。 S/D/G/H/Jがピアノの黒鍵に相当します。 ト長調の楽譜の場合はVをタイプするとナチュラルのついた音符が入力されます。Gをタイプすれば、F#の音符が入力されます。
音符の入力中は、キャレットの位置に、青く「シャドウ音符」が表示されます。これについては「シャドウ音符入力」で説明します。
,(>)をタイプするとオクターブ低く、.(>) をタイプするとオクターブ高くできます。
キャレットに示されている赤の範囲が現在の入力オクターブになります。
入力する音符の種類(長さ) は、WキーとEキーで簡単に切り替えることができます。
Wキーで短く、Eキーで長くなります。
スペースキーをタイプするとそのときの長さの休符が入力できます。
マウスカーソルが音符になっている状態で、Fキーをタイプすると、音符の付点の数を切り替えることができます。
音符を入力済みの小節では、左右のカーソル移動キー(←/→) で、キャレットが入力済みの音符間を移動します。選択状態になった音符はDeleteキーで削除したり、別の音符を和音として重ねて入力することもできます。
ここでは、PC キーボードを使った音符入力の基本的な操作のみ説明しています。もっと詳しい操作方法は、 「PC のキーボードを使った入力」を参照してください。