ボーカル機能を使うには、再生デバイスを「Kawai GM2 SW Synth / VSTi / ボーカル」にする必要があります。
ツール(T)メニューのオプション(O)...コマンドを実行し、「オプション」ダイアログボックスを表示します。
「再生」の項目を選択します。
再生デバイスから「Kawai GM2 SW Synth / VSTi / ボーカル」を選択します。
OKをクリックして「オプション」ダイアログボックスを閉じます。
ボーカル機能を使うには、歌詞を入力したパートでボーカルの設定をおこなう必要があります。
歌詞を入力したパートを選択します。
パートのプロパティの「楽器・歌の選択」で「ボーカル(歌詞を歌う)」を選択します。
「ボーカル設定」の項目が表示されます。「設定」ボタンをクリックし、「ボーカル設定」ダイアログボックスを表示します。
以下の項目を設定し、OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
対象声部
編集する声部を指定します。
女声⇔男声
声の種類を調整します。
子供⇔大人
声の質を調整します。
ビブラート深さ
ビブラートの深さを調整します。
ビブラート速さ
ビブラートの速さを調整します。
試聴(P)をクリックすると、現在設定中の歌声を試聴できます。
複数のパートを選択した状態でボーカル設定を開いた場合や、対象声部が「共通」のときに各声部で設定値が違う場合、各項目右側の数値ボックスが空になります。 この状態でスライダーや数値を変更した場合、対象となるパート、声部が全て同じ値に設定されます。
演奏を開始してみて、歌詞の発音がおかしい場合には、発音文字列を調整します。
発音を調整したい歌詞を選択します。
歌詞のプロパティの「発音文字列」に発音どおりの文字を入力します。
例えば、「こんにちは」の「は」をそのまま歌わせると、文字通り"は"と発音してしまいますので、歌詞のプロパティの「発音文字列」に「わ」と入力します。