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メトロノーム記号と演奏時のテンポの関係

スコアメーカーZEROでは、演奏時のテンポを決める手段が、大きく分けて3つあります。

楽譜の設定で指定されたテンポ

楽譜の設定の「演奏情報」で設定したテンポです。 楽譜にメトロノーム記号や速度記号がない場合は、これが基本となります。

楽譜の先頭より少し右にメトロノーム記号を入力(または認識)されていると、曲の出だしだけメトロノーム記号とは別のテンポで演奏されることがあります。その場合は、楽譜の設定を確認してみてください。

メトロノーム記号または速度記号で指定されたテンポ

楽譜にこれらの記号があると、その位置から指定のテンポで演奏されます。

プレーヤーモードのコントロールバーで指示した相対的なテンポ

プレーヤーモードのコントロールバーの「マスターテンポ」スライダーでテンポを操作できます。

上記の「楽譜の設定で指定されたテンポ」および「メトロノーム記号または速度記号で指定されたテンポ」を標準として、一時的にコントロールするものです。 相対的なテンポは、通常は楽譜ファイルとして保存されないため、次回そのファイルを開いたときは楽譜上のテンポの状態に戻ります。

相対的なテンポを保存するには、「その他オプション」でマスター値を楽譜に保存をオンにします。

他の形式にエクスポートしたファイルには、マスターテンポ(相対テンポ)は反映されませんので、楽譜の設定や楽譜上のテンポに関する記号で設定するようにしてください。

バージョン12.1.020から、WAVEまたはMP3にエクスポートするときに限り、設定により相対テンポを反映させることができるようになりました。