プロパティとは、記号やテキスト、小節やパートなどの属性のことを指します。各項目の値を変更することで、記号の種類や形状、演奏効果など、様々な変更や調整を行うことができます。
プロパティパネルの中身は、楽譜上の何かが選択されているとき、またはマウスカーソルが入力モードのときのみ表示されます。
例えば、楽譜上の8分音符を選択した状態では、プロパティパネルに下図のような項目が表示されます。
入力した8分音符を他の音符に変更したり、符尾の向きを変えたり、位置を微調整したりすることができます。
これから8分音符を入力しようというときには、下図のような項目が表示されます。
これから入力する音符の種類を設定したり、符尾の向きを指定したりすることができます。位置などの項目はありません。
プロパティはプロパティパネルに表示されます。プロパティパネルは、画面に常に表示させておくことも、必要なときにマウスカーソルの近くに一時的に表示させることもできます。
画面右のパネルバーの「プロパティパネル」アイコンをクリックします。
あるいは、表示(V)メニューのパネルバー(B)からプロパティパネル(P)を選択して表示することもできます。
この場合、別のものを選択したり、マウスカーソルを変更したりすると、その都度内容が更新されます。
キーボードのF4をタイプするか、マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューからプロパティを選択すると、いつでもプロパティパネルをマウスカーソルの近くに表示させることができます。
この場合、パネルの外で何か操作をするとプロパティパネルは元の位置に戻ります(あるいは閉じます)。
各記号やテキスト、小節などのプロパティについて、詳しくはそれぞれの入力と編集方法のページを参照してください。