スコアメーカーでは、1つのパートに8つまでの旋律を入力することができます。それらの旋律を「声部」と呼びます。
例えば、1つのパートにソプラノとアルトの2つの旋律がある場合、少なくとも2つの声部が存在することになります。1パートに複数の旋律がある楽譜データの声部を分ける理由はいくつかありますが、主には、声部ごとに編集を行いたい場合や、他のソフトで活用するためにエクスポートする場合などがあげられます。
スコアメーカーでは、タイやスラー、連桁や連符、トレモロなど、連続した音符や休符にまたがる記号を入力する場合、それに関わる音符や休符は同じ声部である必要があります。したがって、認識直後や新規作成時には、特に声部を意識しなくてもいいように、「声部フリー」の状態になっています。
声部は、下記の手順で設定することができます。
「声部色分け表示」を、8シリーズ以前のバージョンでは、「情報表示」をオンにしておくことで、音符がどの声部に割り当てられているのか分かりやすくなります。
入力時に声部を設定する
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「コントロールバー」から音符を選択します。
10シリーズ以前のバージョンの場合には、「音符パレット」や「お気に入り」パレットから音符を選択します。
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「プロパティパネル」の声部を指定します。
10シリーズ以前のバージョンの場合には、「プロパティウィンドウ」の声部を指定します。
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楽譜上に音符を入力します。
入力されている音符の声部を変更する
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五線上に入力されている音符を選択します。
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「プロパティパネル」の声部を指定します。
10シリーズ以前のバージョンの場合には、「プロパティウィンドウ」の声部を指定します。
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更新日時:2015年11月9日 /
文書番号:00423 ]