連符を付ける方法は、音符入力時に連符にしていく方法と、すでに入力されている音符を選択して連符にする方法の2種類があります。
1つのパートに複数の声部が存在する場合は、前者の方法をお奨めします。
例えば、3連符を連続して入力する場合など、あらかじめ同じ連符を続けて入力したいようなときは、記号パレットの音符を選択した状態で、プロパティの「自動連符」で指定してから入力をおこないます。
記号パレットやお気に入りパレットの[音符]から入力したい音符を選択します。
プロパティの[自動連符]で、連符数を指定します。
楽譜上の音符を入力したい位置にカーソルを移動し、クリックします。
符尾の先端に連符数が表示されます。
続けて音符を入力し、指定した連符数に達すると、連符として表示されます。
すでに入力されている音符や休符を連符にするためには、連符にしたい音符や休符をまとめて選択する必要があります。
なお、8分音符など、旗つきの音符を連符にすると、自動的に連桁がつきます。この連桁を解除したい場合は、「連桁の解除」の方法で解除してください。
連符にしたい音符や休符をまとめて選択します。
選択の方法は、クリックして選択か、ドラッグして矩形選択のどちらでもかまいません。
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※ここでは、ドラッグによる選択を例にしています。
ツール(T)メニューの連符(T)コマンド(Ctrl +T )を実行します。
選択された音符や休符が、音価や数に応じた連符となります。
7連符など、3以外の連符も同様に作成することができます。連符にしたい音符や休符をまとめて選択し、ツール(T)メニューの連符(T)コマンド(Ctrl +T )を実行します。
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連符を別々の音符にするときも、連符にするときと同様の操作をおこないます。
連符をはずしたい音符を選択します。
ツール(T)メニューの連符(T)コマンド(Ctrl +T )を実行すると連符がなくなります。
連符を選択してDeleteキーで削除することもできます。