入力済みの演奏記号を選択して、プロパティパネルでプロパティを変更できます。
演奏記号の種類や対象にかかわりなく、以下のプロパティを設定・変更することができます。
表示するテキストの文字列です。例えば、Andanteを入力した後、プロパティでAndante non troppo(上図の例)のように表示するテキストを変更することができます。
以下の3つから選択できます。
選択したフォントによって、太字/斜体/下線などの設定が可能です。
記号の基準位置に対する相対的な位置です。例えば「中央」に設定すると文字列の中心が、その記号が働く基準位置になります。「上左」「中左」「下左」に設定すると文字列の左端から、その記号の演奏効果が働きます。上・中・下は表示する基準の位置です。
「線の形状」を、「なし」「直線」「波線」「太い波線」から選択できます。「なし」以外を選択すると、線の形状に応じてスタイルや太さなどの設定項目が表示され、さらに細かな設定が行えます。
他に、オフセットやマスク、プラチナムの場合は色などもプロパティの項目に表示されます。これらについては、記号共通のプロパティを参照してください。
その記号に設定された演奏方法の種類に応じて、演奏効果の度合いを数値で設定できます。例えば、ppのような強弱記号の場合はその強さ(ベロシティ値)を、rit.のような次第に変化する指示の場合はその変化率を設定・変更できます。
特定パートに働く記号の場合、そのパートの音符のどの声部に効果を及ぼすかを設定することができます。既定では「全声部対象」に設定されています。
プラチナムの場合、「詳細設定」の項目が表示されます。設定ボタンをクリックすると、演奏記号の詳細設定ダイアログボックスが表示されます。