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とっても大切なプロパティ

ここでは、プロパティを使って演奏記号の表示テキストや、演奏時の奏法の設定値などを設定する方法を説明します。

Molto presto という演奏記号

「記号」リストにはPresto はありますが、Molto presto はないですね。こういうときにプロパティの出番です。以下の手順で入力することができます。

  1. Presto を入力

    まず、演奏記号入力モードのコントロールバーからPresto を選択して楽譜上に入力します。

  2. 入力したPrestを選択

    カーソルを「選択」カーソルに切り替えて、Prestoをクリックします。選択状態になると緑色に点灯します。

  3. 「プロパティ」パネルを表示する

    マウスの右ボタンをクリックして、メニューを表示します。メニューの「プロパティ」を選択して、「プロパティ」パネルを表示します。

  4. テキストを変更する

    「プロパティ」パネルの一番上の項目「テキスト」の欄のPresto と表示されている部分をマウスでクリックすると、反転して編集可能になります。 ここでPC のキーボードを使ってPresto からMolto presto に変更してEnterキーで入力を完了しましょう。

  5. テンポを変更する

    次に「プロパティ」パネルの項目、「テンポ(1分間の4分音符数)」の欄の184と表示されている部分をマウスでクリックします。
    反転して編集可能となりますので、お好みのテンポ値をPC のキーボードを使って入力し、Enterキーで入力を完了しましょう。

これで、Molto presto の入力は完了です。 速度記号のプロパティには、他にもフォントや大きさ(Platinum のみ) など様々な項目が表示されています。いろいろと変更して効果を確認してみてください。

「プロパティ」パネルには、楽譜上で選択している記号などの情報が表示されます。 したがって何も選択されていない状態ではプロパティウィンドウには何も表示されません。( 厳密には、マウスカーソルが入力カーソルになっているときはその入力ツールの属性が表示されます。)

「プロパティ」パネルでできること

「プロパティ」パネルで設定できるのは演奏記号の属性だけではありません。音符や記号、また小節やパート、歌詞や図形など、あらゆるものの属性を編集するときに使用します。

例えば、楽譜上に入力した音符を選択して、「プロパティ」パネルを確認すると、「種類」「付点」「符尾の向き」「符尾の長さ」「符頭」・・・「色」( 色はPlatinumのみ)「サイズ」 といろいろな属性を編集できます。

そのほかにも「プロパティ」パネルを使えばこんなこともできます。

・・・などなど、とにかくいろんな編集作業にプロパティウィンドウは大活躍します。

プロパティで設定できる項目には、Platinum にしか用意されていないものが多くあります。詳し くは、各記号などの解説を参照してください。