実際に音符を入力していきましょう。
まず、新規作成ウィザードで「独唱」のテンプレートを選択して、「A4 縦」、ト長調の楽譜を用意してください。キーボードのF6をタイプして、楽譜ウィンドウの横幅いっぱいに楽譜を表示させておきましょう。
それでは、実際に4分音符を楽譜に入力してみましょう。
音符入力モードにする
画面左側の「モードバー」の、「音符入力」アイコンをクリックして、音符入力モードにします。
音符入力モードでは、画面上部の「コントロールバー」に音符、付点、符尾の向き、タイ・スラーなどを選択するためのアイコンが表示されます。それらのアイコン上にマウスを動かすと、選択できる記号のリストが表示されます。リスト内の記号をクリックして、入力したい記号を選択します。
ここでは、4分音符を選択しましょう。
マウスを五線上に移動すると、マウスカーソルの先に4分音符が表示されます。音符を入力したい場所でマウスの左ボタンをクリックすると音符が入力されます。
8分音符を入力するには、「コントロールバー」の音符アイコン上にマウスを移動し、表示されるリストから8分音符を選択します。
付点4分音の場合は、4分音符を選択してから、付点アイコン上にマウスを移動し、付点を選択します。
音符種類の変更は、マウスを右クリックしても行えます。
第3線から上の高さに入力すると、符尾の向きが自動的に下向きになります。また、五線の上下では自動的に加線が現れます。
和音の入力も簡単です。既に入力済みの音符上、または下にマウスカーソルがあるとき、入力済みの音符が黄色く点灯します。この状態で入力すると和音になります。
音符を入力するときに注意したいことがあります。それは間違って隣の(上下の)五線に入力しないようにすることです。
独唱パートとピアノパートとの間、ピアノ譜の右手と左手の五線の間で、音符のマウスカーソルを上下に移動すると、水色の矩形(長方形)が表示されます。この矩形(長方形)がクリックしたときに入力される五線(小節)を示しています。このガイドをよく見て目的の五線に音符を入力するようにしましょう。
4分音符の後のスペースと2分音符の後のスペースは同じではありませんし、かといって2分音符が4分音符の2倍のスペースをとるわけでもありません。一般的な楽譜では、2倍より少し狭いスペースで配置します。 スコアメーカーではこのことを「スペーシング」と呼び、自動的に美しく配置するようになっています。
16分音符や8分音符などを続けて入力すると、自動的に連桁がつきます。連桁の編集方法については「連桁の設定と解除」 をご覧ください。