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パート譜の作成

このレッスンでは、楽器や歌の練習や演奏活動をする人にとって、なくてはならない機能、「パート譜の作成」について説明します。

パート譜を作成する

スコア( 複数パートの楽譜) から、パート譜を作成するのは実に簡単です。 パート譜にしたいパートを選択して、ファイル(F)メニューのパート譜の作成(M)を実行し、作成オプションを設定するだけです。 現在の楽譜ウィンドウとは別のウィンドウが開いて、パート譜が作成されます。

パート譜作成オプション

作成するパート譜のレイアウトやパート名の位置などをパート譜作成時に設定することができます。サンプル楽譜の「「ムーア風組曲 第3楽章 (G.T. ホルスト)」から、パート譜を作成する例で説明します。

  1. 「ムーア風組曲 第3楽章 (G.T. ホルスト).sdx」 を開いて、1番目のパート(Soprano Cornet)を選択して、 ファイル(F)メニューのパート譜の作成(M)を実行します。

  2. 「パート譜作成オプション」ダイアログボックスでオプション設定をします。

    スコアの状態だと五線の高さが4.6mm になっていますが、パート譜では7.2mm にするために五線高さを「7.2mm」に設定します。

  3. パート名「Sprano Cornet」を1小節目の左上に表示するためにパート名の「左タイトル」にチェックを入れます。 「段落の左」「ヘッダー」「フッター」にチェックが入っている場合は、チェックを外します。

  4. Soprano Cornetのパートは21~33小節目などが全休符の連続になっています。 これを長休符にしたいので、「長休符変換」にチェックを入れます。 「長休符変換」が無効化されてチェックを入れることができない場合は、「小節数を最適化」にチェックを入れてから「長休符変換」にチェックを入れます。

  5. OK ボタンをクリックしたら、パート譜が作成されます。

    五線の高さ7.2mm で1 小節目の左上にパート名が表示されたパート譜が出来上がりました。 21~33小節目などにあった全休符も長休符に変換されて、段落のレイアウトも自動的に整えられました。