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画像のレイアウト

登録した画像はビュー上に並べて表示されます。ページをドラッグして並べ替えや削除ができます。 また選択したページに関して回転するなどの処理を行います。

テキストPDFと判断された場合は、並べ替えや削除はできません。

表示について

ページの並べ方は左下のボタンで次の4つに切り替えられます。

拡大縮小

表示メニューの拡大/縮小で表示倍率を変えることができます。
ショートカット(Ctrl+;,Ctrl+-)や Ctrlキーを押しながらマウスホイールを操作しても拡大/縮小できます。

ページの並べ替え(画像認識の場合のみ)

登録したページはドラッグして並び替えることができます。
横並び(全体を表示)の場合、ページをドラッグして左右に移動します。挿入先が赤く表示されるので希望の位置でドロップします。
縦並び(幅に合わせる)の場合は上下に移動します。

ページの削除(画像認識の場合のみ)

登録したページは削除できます。削除には次の2つの方法があります。

Deleteキー

ページをクリックするとページが青い枠で囲まれて選択状態になります。この状態でDeleteキーを押すと削除できます。
(右クリックメニューでも削除ができます)

枠外へドロップする

横並び(全体を表示)の場合は画像ウィンドウの上または下へ、 縦並び(幅に合わせる)の場合は画像ウィンドウの右または左へドロップすると削除できます。

再スキャン(画像認識の場合のみ)

画像の状態が悪く取り直したい場合は、再スキャンします。
再スキャンは、ページを選択して、右クリックメニューまたはファイルメニューから実行します。
スキャナソフトが起動するので、もう一度スキャンしてください。新たにスキャンした画像が選択した画像と入れ替わります。

再スキャンでは、ページ登録オプションが適用されます。

ページの回転(画像認識の場合のみ)

上下逆さまにスキャンしてしまった場合や横向きの楽譜は回転させます。 ページを選択して、右クリックメニューまたは編集メニューの 回転(L)から、 左へ90度(L)右へ90度(R)180度(U)を実行します。

ページ登録オプションの「縦向きかチェックする」「上下をチェックする」を設定しておくと登録時に自動で回転してくれます。

自動傾き補正(画像認識の場合のみ)

スコアメーカーはある程度傾いた画像でも認識できますが、自動傾き補正で水平にすることができます。 ページを選択して、右クリックメニューまたは編集メニューから、自動傾き補正(T)を実行します。

ページの傾きは、ページ左上のページ番号付近をホバーすると「傾き:0.2°」などと表示されます。

ノイズ除去(画像認識の場合のみ)

画像に黒い小さな点が多い場合は、ノイズ除去をすると認識率が良くなることがあります。 ページを選択して、右クリックメニューまたは編集メニューから、ノイズ除去(N)を実行します。

2値化しきい値設定(1bitカラー(白黒)画像以外)(画像認識の場合のみ)

表示されている楽譜は認識のために2値化された画像です。この画像で五線や符尾がかすれていると認識率が悪くなります。 2値化しきい値を調整することで認識率をよくすることができます。
ページを選択して、右クリックメニューまたは編集メニューから、2値化しきい値設定(T)...を実行します。 2値化しきい値設定ダイアログのスライダーを動かして、 線がかすれないように調整してOKボタンを押します。

黒くしすぎて記号が潰れてしまうとまた認識率が悪くなります。
表示メニューの2値画像のチェックをはずすと、元画像を見ることができます。

分割(画像認識の場合のみ)

右クリックメニューまたは編集メニューから、分割を実行します。
青い縦の点線が表示されるので、分割したい位置でクリックします。クリックすると画像は分割されて別々に登録されます。
途中で分割を止めるにはEscキーを押します。

画像に名前を付けて保存(画像認識の場合のみ)

画像をビットマップで保存できます。
ページを選択して、右クリックメニューまたは編集メニューから、画像に名前を付けて保存を実行します。
名前を付けて保存ダイアログで名前を付けて保存します。