VSTiを使うには、VSTiで演奏するための準備をした上で、使用したいVSTiの設定をおこない、それをパートの音色として割り当てます。
スコアメーカーで使用するVSTiプラグインの場所を指定します。
ツール(T)メニューのオプション(O)コマンドを実行し、「オプション」ダイアログボックスを表示します。
左側で「再生」をクリックし、「再生デバイス」から「Kawai GM2 SW Synth / VSTi」を選択します。
VSTiのフォルダ(I)の参照(R)をクリックすると、「フォルダの指定」ダイアログボックスが表示されます。
VSTiプラグインのあるフォルダを選択して、OKをクリックします。なお、指定するフォルダは環境によって異なります。
OKをクリックして「オプション」ダイアログボックスを閉じます。
VSTiのフォルダ参照先を変更した場合、スコアメーカーを再起動させる必要があります。その旨のメッセージが出ますので、スコアメーカーを一旦終了して再起動してください。再起動時に、スコアメーカーが上記フォルダを参照してVSTiを探し出します。
上記で指定したフォルダの中から使用するVSTiを設定します。
ツール(T)メニューのVSTiの設定(V)コマンドを実行し、 「VSTiの設定」ダイアログボックスを表示します。
使用可能なVSTインストゥルメント(V)から、使用したいVSTiをクリックして選択します。
使用する(U) >>をクリックして使用するVSTインストゥルメント(A)に追加します。
誤って追加してしまった場合などは使用するVSTインストゥルメント(A)から不要なVSTiを選択して<< 使用しない(N)をクリックします。
使用するVSTインストゥルメント(A)でVSTiを選択して、編集(E)をクリックすると、VSTiの編集ダイアログボックスが表示されます。
プリセットのあるVSTiでは、プリセットの音色を選択します。
この編集ダイアログボックスでの編集内容を、バンクファイルとして、[Save Bank]で保存したり、[Load Bank]で読み込んだりすることができます。
上記で設定したVSTiで演奏させたいパートに、VSTiを割り当てます。
パートのプロパティで「VSTi使用」にチェックを入れます。
「VSTi名」で、リストから使用するVSTiを選択します。これで、このパートは、そのVSTiの音で演奏されるようになります。
必要に応じて、「VSTiプリセット」を選択します。
VSTiプリセットは、プリセット音色のあるVSTiで選択します。
必要に応じて、「VSTiチャンネル」を設定します。
VSTiチャンネルは、そのパートをVSTiで演奏するときに使用するMIDIチャンネルです。マルチティンバーのVSTiでMIDIチャンネルに音色を割り当てる場合などに使用します。
VSTiにプログラムチェンジを送信する場合には、「VSTiプログラムチェンジ」にチェックを入れます。
プログラムチェンジを送るとプリセットが変わってしまう音源の場合は、チェックを外します。
パートのプロパティで「VSTi編集」の編集をクリックするとVSTi編集画面を開くことができます。