スコアメーカーでは、1つのパートに8つまでの旋律を入力することができます。それらの旋律を「声部」と呼びます。
例えば、1つのパートにソプラノとアルトの2つの旋律がある場合、少なくとも2つの声部が存在することになります。スコアメーカーでは、このようなパートは、ソプラノを「声部1」、アルトを「声部2」というように指定して作成していくか、両方とも「声部フリー」として声部を意識しない状態で作成していきます。
声部ごとに編集をおこないたい場合や、他のソフトで活用するためにエクスポートする場合などは声部を分けて作成します。
スコアメーカーでは、タイやスラー、連桁や連符、トレモロなど、連続した音符や休符にまたがる記号を入力する場合、それに関わる音符や休符は同じ声部である必要があります。認識直後や新規作成時には、特に声部を意識しなくてもいいように、「声部フリー」の状態になっています。