「タイ」や「連桁」などは、同じ声部の音符同士にしか貼り付けることができません。
また、この「声部」は楽譜を認識した際に、自動的に割り振られます。また、音符や休符を入力する際にも、「プロパティパネル」で指定しなければ、同様に自動的に割り振られます。
「タイ」や「スラー」、「連桁」や「連符」が入力できない場合には、それぞれの音符の「声部」が異なっていることが考えられます。
このようなときには、下記の手順で、「プロパティパネル」に表示される「声部」という項目で、ひとつずつの音符の声部を指定し、対象となる音符の声部番号を揃えてください。
-
楽譜を表示します。
※1拍目を「声部1」、2拍目を「声部2」として解説します。
マウスカーソルを矢印の選択カーソルにします。
-
1拍目の音符の声部を確認します。
確認したい音符をクリックします。
-
クリックしたら、「プロパティパネル」に表示される「声部」を確認します。
「声部1」と表示されます。
10シリーズ以前のバージョンの場合には、「プロパティ」ウィンドウの「声部」を確認します。
-
「タイ」や「連桁」を付けたい2拍目の音符をクリックして「声部」を確認します。
「プロパティパネル」には「声部2」と表示されます。
-
「プロパティパネル」の「声部」を同じ声部番号になるように変更します。
今回の場合には、「声部1」に設定します。
-
同じ声部になったことを確認し、「タイ」や「連桁」を付けます。
[
更新日時:2015年11月9日 /
文書番号:00066 ]