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連符の長さやタイミングが合わない

連符のグループの長さの合計は、スコアメーカーが自動的に計算して決定します。たとえば、8分音符の3連符の場合、3つの合計が4分音符分になるものとして演奏されます。

スコアメーカーFX2シリーズ以降のバージョンでは、この長さの合計を「連符のプロパティ」で個別に設定することができます。

例えば、8分の6拍子の曲で、8分音符の2連符の長さの合計は通常は付点8分音符として計算されますが、これを付点4分音符分にしたい場合、次のような手順で設定します。

  1. [画面]メニューの[エラー]にチェックが入っていることを確認します。チェックが入っていない場合には、クリックしてチェックを入れてください。

  2. マウスカーソルを矢印の選択カーソルにします。

  3. 2連符を選択します。

    選択は、連符の始点もしくは終点にマウスカーソルをもっていき連符が黄色に点灯したらクリックします。クリックすると連桁が選択されます。

  4. 「プロパティパネル」の「合計時間(4分音符=480)」の値を「720」にします。*

    10シリーズ以前のバージョンの場合には、「プロパティ」ウィンドウの値を変更します。

  5. パソコンキーボードの「Enter」キーを押すと、値が確定し、エラー表示がなくなります。これで、2つの連符の合計時間は付点4分音符分となり、意図したとおりの演奏をしてくれるようになります。

「連符のプロパティ」については、スコメスタイルでもご紹介しています。

参考にしてみてください。

*長さの合計の数値について

スコアメーカーFX2シリーズ以降のバージョンでは、4分音符1つの長さを480として扱います。8分音符はその半分の240、付点4分音符は1.5倍の720となります。

対象製品

  • スコアメーカーZEROシリーズ
  • スコアメーカー(Ver.11)シリーズ
  • スコアメーカー10シリーズ
  • スコアメーカー9シリーズ
  • スコアメーカー8シリーズ
  • スコアメーカー7シリーズ
  • FX6シリーズ
  • スコアパレットFX6
  • FX5シリーズ
  • スコアパレットFX5
  • FX4シリーズ
  • FX3シリーズ
  • FX2シリーズ

[ 更新日時:2015年11月9日 / 文書番号:00065 ]

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