「画像認識」の画面で、
○「五線が検出できません」といったメッセージが表示されている
○「パート構成」ステップで、一部の五線が認識されていない(色が付かない)
といった場合、楽譜をスキャンした際の設定が適切ではなかったために、五線やパートが認識されなかった可能性が考えられます。
下記のことをご確認ください。
解像度を確認する
楽譜認識は、楽譜をスキャナで取り込む際の設定によって、大きく左右されます。
取り込まれた画像の解像度を確認してください。
解像度の確認は、「ページ登録」ステップで、取り込まれた画像の左上の「ページ番号」にマウスカーソルを重ねると、その画像の情報が表示されます。
「最適解像度」が1.0に近い値が、推奨される値になります。
解像度が適切でも、五線の端が曲がっていたり、欠けていることで検出に失敗していることもあります。
二値化しきい値を調整する
解像度が適切でも楽譜やパートが認識されない場合には、「ページ登録」ステップで、[編集]メニューの[2値化しきい値設定]を実行して、しきい値を調整してみてください。
(しきい値の数値を少し上げることで、画像が濃くなり、検出できなかった五線が検出されることがあります。)
解像度が適切でない場合
解像度が適切でない場合は、スキャナソフトで解像度を変更して再度スキャンしなおしてください。
解像度の設定は、ご使用のスキャナのドライバソフトで行います。
具体的な設定方法は、ご使用のスキャナのマニュアル等をご覧ください。
※他にも、スキャンする際、楽譜が浮いているとぼやけた画像になります。ぼやけた部分は誤認識が発生しやすいです。ぼやけないようにしっかり押さえてスキャンしてください。
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更新日時:2017年7月31日 /
文書番号:00578 ]