楽譜認識した結果、演奏させると音がだんだん小さく(遅く)なるという質問が寄せられることがあります。
スコアメーカーFXシリーズ以降のバージョンでは、指定をしない(楽譜上に記号が貼り付いていない)限りそのようには演奏しません。
以下をご確認ください。
演奏を小さく(遅く)する記号がマスクされていませんか?
マスクとは?
楽譜上は見えないが、記号としては演奏に反映させる機能です。
スコメスタイルの「マスクに注意」もご覧ください。
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まずは、[画面]メニューの[マスク記号]にチェックを入れてください。
9シリーズ以降のバージョンは、こちらをご覧ください。
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マスクされた記号は、淡いグレーで表示されます。
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そこに強弱記号はありませんか?速度記号はありませんか?
演奏が小さく(遅く)なっていく小節を重点的にみてください。
演奏が小さくなる場合は、「>(デクレッシェンド)」「decresc.」「dim.」「fp」などの記号はありませんか?
演奏が遅くなる場合は、「rit.」などの記号はありませんか?
マスクされていなくても、見つけにくいもの
楽譜認識の結果、演奏が小さくなる場合、>(アクセント)が、>(デクレッシェンド)に誤認識されていることがあります。
>(デクレッシェンド)が探しにくいときは、検索機能を使うのが便利です。
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[画面]メニューの[ナビゲーション]にチェックを入れておきます(Ver.11以降は検索パネルを表示)。
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ナビゲーションウィンドウの「検索」タブ(Ver.11以降は検索パネルの「検索する記号」ボタン)から、記号リストの>(デクレッシェンド)をクリックします。
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「次を検索」をクリックすると、楽譜上の>(デクレッシェンド)が検索されて、選択状態になります。[Derete]キーで削除し、>(アクセント)を入力してください。
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更新日時:2015年11月9日 /
文書番号:00039 ]