簡単なメロディー作成遊びをしよう 対象学年: 小学校高学年〜中学生

 

  
 
使用するソフト 「創作」-「音符から作る」
ねらい ●創作活動にパソコンを利用し、生徒・児童の関心を持たせ、創作意欲を高める
●音楽の知識に関係なく創作を行えるため、音楽が作れる楽しさを実感できる

 

モーツァルトの音楽サイコロ遊び

みなさんはあのモーツァルトが作った「音楽のさいころ遊び」K.516fという作品をご存知でしょうか。
 
2つのサイコロを使い、振ったサイコロの出た目にしたがって、2から16までの15パターンの中から1小節ずつ旋律を選び 、16小節のピアノ曲を作っていくという音楽遊びです。その遊びを簡略化し、9小節の曲を作ります。
 
ここでは、すでに創作されている6つの曲から、サイコロの出た目に従い、その小節をコピーして1つの曲を創っていきます。

作曲方法を知らない子どもたちにも、すぐにモーツァルト調のきれいな曲ができるので、作曲の興味づけにぴったり
です。
 
上級者は、ここではすでに創作されている6つの曲も自分で作るとさらに楽しくなります。

 

用意するもの
saicoroasobi.sdf(ダウンロードできます)・サイコロ(1個) 
サイコロがなければ、六角形の鉛筆の6面に1から6までの数字を書いてサイコロの変わりにします。

※このデータはこちらからダウンロードできます。

   
 データを立ち上げます
音楽帳5の[創作]-[音符から作る]を立ち上げて、曲データ「saicoroasobi.sdf」を読み込みます。
   
                    
   
 サイコロを振り、貼りつける曲のパターンを決め小節を選びます
@旋律を選ぶためにサイコロを振ります。(ここではサイコロの目が2が出たとします)

Aサイコロの出た目に従い、サイコロの目のパターンの小節(緑のあたり)にマウスカーソルを移動します。

B小節をダブルクリックして、小節の選択をします。

Cメニューバーの[編集(E)]をクリックし[コピー(C)]をクリックしてコピーします。

    

 コピーして貼りつけます
 
@メニューバーの[編集(E)]をクリックし[コピー(C)]をクリックしてコピーします。

A貼り付ける小節(緑のあたり)にマウスカーソルを移動します。

B小節をダブルクリックして、小節の選択をします。

Cメニューバーの[編集(E)]をクリックし[貼り付け(P)]をクリックして貼り付けます。
      
 
 サイコロを振り、8小節まで曲をつくります
           
[STEP2]〜[STEP3]を繰り返し、8小節分の曲をつくります。
最後の9小節目はすでにパターンが入っています。
 
 作ったメロディーを聞いてみます
つくった旋律を聴いてみます。
曲の最初から聴くために、[演奏ツールバー]の中から[初めに戻す]ボタンをクリックします。
 
[演奏ツールバー]の中から[始める]ボタンを押すと、つくった旋律の演奏が始まります。
いかがでしたか?「モーツァルトの音楽サイコロ遊び」すごく簡単でしたね。
  

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