楽譜認識は、「スキャナで印刷楽譜を取り込む場合」「画像ファイルを取り込む場合」「PDFを認識する場合」の3つの方法でおこなえます。これらのそれぞれの方法について、楽譜認識の流れが一部異なります。
スキャナで印刷楽譜を取り込む場合は、以下のような流れで認識をおこないます。
楽譜の1ページ目を、認識モードでスキャンします。このとき、認識プロジェクト名を入力します。(入力したプロジェクト名は、認識結果の楽譜のタイトルになります。)
取り込んだ画像の向きが正しいか、解像度は適切か、五線は正しく認識され段落やパートの区切りはうまく認識できているか確認して必要に応じて設定を変更して再スキャンします。
認識オプションが適切か確認します。
2ページ目をスキャンします。
2.の手順を確認します。
以下、同様にして最後のページまでスキャンを繰り返します。
必要に応じて段落設定ウィンドウやパート構成ウィンドウで、五線の認識結果を修正します。
認識を実行します。
事前認識をおこなう場合は、事前認識結果を修正します。
印刷楽譜として高速認識した場合は、事前認識はできません。
作成モードに切り替わり、認識結果がスコアメーカーの楽譜として表示されます。
この後、適宜認識結果の修正をおこない、スコアメーカーの楽譜ファイルとして保存します。
楽譜の画像ファイルを取り込む場合は、以下のような流れで認識をおこないます。
認識モードの「ファイルウィンドウ」またはWindowsのエクスプローラーなどから、認識したい画像ファイルを順に画像リストに登録します。
認識オプションが適切か確認します。
必要に応じて段落設定ウィンドウやパート構成ウィンドウで、五線の認識結果を修正します。
認識を実行します。
事前認識をおこなう場合は、事前認識結果を修正します。
印刷楽譜として高速認識した場合は、事前認識はできません。
作成モードに切り替わり、認識結果がスコアメーカーの楽譜として表示されます。
この後、適宜認識結果の修正をおこない、スコアメーカーの楽譜ファイルとして保存します。
PDF楽譜を認識する場合は、以下のような流れで認識をおこないます。
認識モードの「ファイルウィンドウ」またはWindowsのエクスプローラーなどから、認識したいPDFファイルを選択(登録)します。
PDFのプレビューを確認して、楽譜として認識したいページの設定をします。
このとき、PDFの種類によっては画像ファイルの認識に自動的に切り替わることがあります。その場合は、上記の「画像ファイルを取り込む場合」の手順2から作業をおこないます。
認識オプションが適切か確認します。
認識を実行します。
事前認識をおこなう場合は、事前認識結果を修正します。
作成モードに切り替わり、認識結果がスコアメーカーの楽譜として表示されます。
この後、適宜認識結果の修正をおこない、スコアメーカーの楽譜ファイルとして保存します。