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画像の編集

画像ビューの画像に対して、以下の編集がおこなえます。

PDFの楽譜をテキストとして登録したときには、これらの編集コマンドは使用できません。

選択した部分の編集

画像ビューの画像は、マウスでドラッグして矩形で一部分を選択することができます。

選択した状態でDeleteキーをタイプするか、編集(E)メニューの消去(D)コマンドを実行することでその部分を消去できます。ノイズ除去も選択した部分にだけ実行することができます。

回転

編集(E)メニューの回転(K)で、画像全体を左へ90度、右へ90度、180度の回転をおこなえます。

切り抜き

編集(E)メニューの切り抜き(E)で、画像ビューの画像の選択範囲をトリミングします。スキャンした画像の周囲に余計なテキストや絵、影などがあったときに楽譜の部分だけ切り抜くことで良い認識結果が得られることがあります。

このとき、五線のギリギリで切り抜くことのないようにしてください。五線の端が切り取られてしまうと、五線同士の関係が正しく認識できなくなり、パートや段落の構成の誤認識の原因となります。

ノイズ除去

編集(E)メニューのノイズ除去(N)で、ノイズを自動的に除去します。矩形選択されている場合は、その部分に対してだけノイズが除去されます。

自動2値化

編集(E)メニューの自動2値化(B)で、カラーやグレースケールの画像を自動的に2値化します。

このコマンドは、カラーやグレースケールとしてスキャンした画像に対してのみ有効です。

自動傾き補正

編集(E)メニューの自動傾き補正(T)で、画像の傾きを自動的に補正します。