キャレットは楽譜上の五線に、PCキーボードまたはMIDIキーボードで音符の入力が可能な位置を表します。
PCキーボードの←および→をタイプすると、キャレットは左右に移動します。
その小節に音符がないときは、キャレットは小節単位で横方向に移動します。音符があるときは、音符単位で横方向に移動します。その音符は選択状態になります。
PCキーボードの↑および↓をタイプすると、キャレットは上下に移動します。
その小節に音符がないときは、キャレットはパート単位で縦方向に移動します。したがって、パート数が1つしかない楽譜では移動しません。
その小節に音符があり、それが和音のときは、和音内の音符単位で縦方向に移動します。和音の最高音の音符が選択されている状態で↑をタイプすると、上にパートがあればそのパートにキャレットが移動します。和音の最低音が選択されている状態で、↓をタイプすると、下にパートがあればそのパートにキャレットが移動します。
キーボードで音符が入力されると、キャレットは自動的に次の入力位置に移動します。
カーソル移動キーは、マウスカーソルが楽譜ウィンドウにないときにはキャレットを移動させることはできません。例えば、お気に入りパレットにマウスカーソルがあるとパレットでの移動に使われてしまいます。キャレットを移動させるためには、マウスカーソルを楽譜ウィンドウに移動した状態で、カーソル移動キーを操作してください。