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ドラッグ入力

記号パレットで選択した音符や記号は、楽譜ウィンドウ上で入力する際に、マウスの左ボタンを押したまま上下左右にドラッグすることで、入力される記号を変更することができます。

この機能をスコアメーカー9ではドラッグ入力と呼びます。

1点記号のドラッグ入力の例

音符のドラッグ入力

音符を入力する際にドラッグ入力を使うと、音符の長さ(音価)と臨時記号の有無(音高)を同時に変更できます。

例えば、マウスカーソルが4分音符の状態で、マウスの左ボタンを押し下げたまま左にドラッグすると音価が短くなる方向に、右にドラッグすると音価が長くなる方向に変化します。

下にドラッグするとb、さらにドラッグするとbbが音符に付加されます。上にドラッグすると、n#→の順に付加されます。

拍子記号のドラッグ入力

拍子記号を入力する際にドラッグ入力を使うと、分母と分子をそれぞれ変更できます。

左右にドラッグすると分母が、上下にドラッグすると分子が変化します。

2点記号のドラッグ入力の例

2点記号は、終点の入力時にクリックではなくドラッグすることで、記号の種類や形状を変化させることができます。

種類が変化する2点記号のドラッグ入力

繰り返し括弧の終点を入力する際にドラッグ入力を使用すると、数字が変化します。

形状が変化する2点記号のドラッグ入力

例えば、クレッシェンドの終点の入力時に上下にドラッグすると、クレッシェンドの松葉の開き具合を調整できます。

スラーの終点の入力時にドラッグすると、スラーの形状(深さ)を変形できます。

発想標語のドラッグ入力

発想標語は1点記号に限りドラッグ入力ができます。(同じ対象の中で順に切り替わります。)

例えば、pの入力時にドラッグすると、同じパートに働く1点記号の発想標語の中で変化させることができます。

ドラッグ入力の感度は編集オプションで設定することができます。