ハイフンは、1つの単語を複数の音符にまたがって歌う場合に用いられるもので、2つの歌詞音節の間に入力されます。歌詞を入力しながら(あるいは後から歌詞音節を選択して)パソコンのキーボードの操作で入力することができます。
音節間の移動時に、Ctrlキーを押したままTabキーで移動することで、ハイフンが自動的に入力されます。
ハイフンの始点となる歌詞音節をクリックして選択し、プロパティウィンドウ(または右クリックで表示されたメニュー)の「ハイフン」にチェックを入れます。
音引き線は、歌い方を指示するための記号として、歌詞音節同士を下線で結ぶように表記するもので、複数の歌詞音節にまたがって入力することもできます。
始点となる歌詞音節の文字列の最後から、終点となる歌詞音節まで下線が表示されます。歌詞入力をおこないながらショートカットキーを使って入力する方法と、歌詞を入力後に歌詞音節のプロパティや右クリックで始点と終点を指定して入力する方法の2種類があります。
なお、音引き線は、終点が指定されていない場合は次の始点の前の歌詞音節まで、次の始点がない場合はその歌詞リボンの最後の歌詞音節まで音引き線が表示されます。
音引き線の始点とする歌詞音節に歌詞を入力します。
隣の音符に移動する際に Ctrl キーを押しながら _ (アンダーバー) を押します。
次の歌詞音節との間に音引き線が入力され、次の歌詞音節に入力位置が移動します。
音引き線の始点となる歌詞音節をクリックして選択します。
プロパティウィンドウ(または右クリックで表示されたメニュー)の「音引き線始点」にチェックを入れます。
終点や次の始点がない場合は、その歌詞リボンの最後の歌詞音節まで音引き線が表示されます。
音引き線の終点とする歌詞音節をクリックして選択します。
プロパティウィンドウ(または右クリックで表示されたメニュー)の「音引き線終点」にチェックを入れます。終点と指定された歌詞音節まで下線が表示されます。
歌詞の弧線は、歌い方を指示するための記号として、単独の歌詞音節か2つの隣り合った歌詞音節かのいずれかを選んで付けることができます。
スコアメーカー7では、単独の歌詞音節に付くものを「弧線1」、2つの隣り合った歌詞音節に付くものを「弧線2」としており、歌詞入力をおこないながらショートカッ トキーを使って入力する方法と、歌詞を入力後に歌詞音節のプロパティで指定する方法の2種類があります。
弧線を付けたい歌詞音節に歌詞を入力します。
入力中の歌詞音節のみに弧線を入力したい場合(弧線1)は、Ctrlキーを押しながら [ を押します。歌詞音節に弧線が入力され、次の歌詞音節に入力位置が移動します。
歌詞音節にまたがった弧線を入力する場合(弧線2) は、 Ctrl キーを押しながら ]を押します。この時点では、最初の歌詞音節の下に弧線が表示されますが、次の歌詞音節を入力すると、歌詞音節にまたがって弧線が表示されます。
弧線を付けたい歌詞音節をクリックして選択します。
プロパティウィンドウ(または右クリックで表示されたメニュー)の「弧線1」または「弧線2」にチェックを入れます。