スコアメーカー7で編集した楽譜は通常SDX 形式で保存しますが、それ以外のファイル形式で保存することができます。これをエクスポートといいます。
SDF、SMF、MusicXML、WAVE、HTML といった形式でエクスポートすることができます。
SDFは、旧スコアメーカーや旧音楽帳で作成された楽譜ファイルです。
スコアメーカー7で作成した楽譜を、これらの古いソフトウェアで開くためにはSDFでエクスポートすることでご利用いただけます。
SDFはSDXより表現力が劣るため、一部の記号や譜表が表示できなかったり、位置や大きさがずれて表示されることがあります。
SMFとはStandard MIDI Fileの略で、MIDIの標準的なフォーマットです。
スコアメーカー7で作成した楽譜の演奏情報を、他の音楽ソフトウェアなどで利用するためには、ファイル(F)メニューからエクスポート(E)-SMF(M)...コマンドを実行します。
MusicXML とはRecordare によって開発されたXML 形式の楽譜表記のためのファイル形式です。MusicXML 形式で保存することで、MusicXML形式をあつかうことができる他の楽譜作成ソフトで開くことができますので、音符の位置や連桁のような楽譜表示に関する情報や、速度標語のような文字の情報、歌詞の情報をそのま渡すことができます。
WAVE とはWindows 標準の音声ファイル形式です。WAVE 形式で保存することで、Windows Media Player などのソフトで再生したり、音楽CD にしたりすることができます。
スコアメーカー7には、音楽CDを作成する機能はありません。CDの作成は、Windowsの機能や専用ソフトなどを使っておこなってください。
HTML 形式で保存することで、ホームページなどで楽譜を表示し、演奏させることができます。