VSTi を使うには、VSTi で演奏するための準備をした上で、使用したいVSTi の設定を行い、それをパートの音色に割り当てます。
まず、ツール(T)メニューのオプション(O)...で「オプション」ダイアログボックスが表示されますので、左側で「再生」をクリックし、「再生デバイス」から「Kawai GM2 SW Synth / VSTi」を選択します。
つぎに、VSTi のフォルダの 参照(R)... をクリックすると、「フォルダの指定」ダイアログボックスが表示されます。
VSTi プラグインのあるフォルダを選択して、 OK をクリックします。なお、指定するフォルダは、環境によって異なります。
VSTi のフォルダ参照先を変更した場合、スコアメーカー7を再起動させる必要があります。その旨のメッセージが出ますので、スコアメーカー7を一旦終了して再起動してください。再起動時に、スコアメーカー7が上記のフォルダを参照してVSTi を探し出します。
ツール(T)メニューのVSTi の設定(V)...をクリックすると、「VSTi の設定」ダイアログボックスが表示されます。
① 使用可能なVST インストゥルメントから、使用したいVSTi をクリックして選択します。
② 使用する(U)>> をクリックします。
③ 使用するVST インストゥルメントへ、選択したVSTi がリストへ追加されます。リストに追加されているVSTi を使用しない場合には、使用しないVSTi を選択して << 使用しない(N) をクリックします。
④ 使用するVSTi を選択して、編集(E)... をクリックすると、VSTi の編集ダイアログボックスが表示されます。
⑤ プリセットのあるVSTi で、プリセットの音色を選択します。
⑥ この編集ダイアログボックスでの編集内容を、バンクファイルとして、Save Bank で保存したり、Load Bank で読み込んだりすることができます。
VSTi をパートの音色として割り当てるには、パートのプロパティで設定を行います。
① 「VSTi 使用」にチェックを入れます。
② 「VSTi 名」で、使用するVST インストゥルメントのリストから使用するVSTi を選択します。これで、このパートは、そのVSTi の音で演奏されるようになります。
③ 必要に応じて、「VSTi プリセット」を選択します。
④ 必要に応じて、「VSTi チャンネル」を設定します。
⑤ VSTi にプログラムチェンジを送信する場合には、チェックを入れます。
⑥ VSTi 編集画面を開きます。
VSTi プリセットは、プリセット音色のあるVSTi で選択します。VSTi チャンネルは、そのパートをVSTi で演奏するときに使用するMIDI チャンネルです。マルチティンバーのVSTi でMIDI チャンネルに音色を割り当てる場合などに使用します。VSTi プログラムチェンジは、プログラムチェンジを送るとプリセットが変わってしまう音源の場合にチェックを外します。