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自動伴奏のスタイルとバリエーション

スコアメーカー7では、作成した楽譜を演奏する際に、自動的に伴奏をつけることができます。自動伴奏をおこなうには、楽譜にコードネームが入力されている必要があります。また、編集中の楽譜に自動伴奏をおこなうかおこなわないか、どのようなスタイルの伴奏にするかを「楽譜の設定」で指定します。

曲の基本となる伴奏スタイルの設定

自動伴奏のための伴奏スタイルは、「楽譜の設定」でおこないます。

  1. ファイル(F)メニューの楽譜の設定(F)を開き、「演奏情報」を表示します。

  2. 自動伴奏する(C)にチェックを入れ、伴奏スタイルの選択(S)... をクリックして「伴奏スタイルの選択」ダイアログボックスを表示します。

  3. リストの中から伴奏スタイルを選択します。選択により伴奏スタイルを試聴できます。

    試聴するチェックボックスで、リスト選択時に演奏するかどうかを設定できます。

    リスト上部をクリックすることで、リストの並べ替えができます。

  4. OK をクリックします。

曲の途中でのバリエーションの変更

イントロ、エンディング、フィルインなどの自動伴奏のバリエーションを曲の途中で変更することができます。

楽譜上に貼り付けられているコードネームを選択して、表示されるプロパティの「バリエーション」で設定します。

「直前のものを引き継ぐ」の場合は、直前のコードネームの情報が引き継がれます。

「楽譜の設定」の「自動伴奏」にチェックが入っていなければ、コードネームのプロパティで「バリエーション」を設定しても、自動伴奏は演奏されません。

曲の途中での伴奏スタイルの変更

曲の途中で、「楽譜の設定」で設定した、曲の基本となる伴奏スタイルとは別の伴奏スタイルに変更することができます。

楽譜上に貼り付けられているコードネームを選択して、表示されるプロパティの「伴奏スタイル」で設定します。

「直前のものを引き継ぐ」の場合は、直前のコードネームの情報が引き継がれます。

「無音」に設定した場合は、それ以降の「無音」、「直前のものを引き継ぐ」以外の伴奏スタイルが設定されたコードネームの直前まで、伴奏スタイルの演奏がおこなわれません。

「楽譜の設定」の、「自動伴奏」にチェックが入っていなければ、コードネームのプロパティで「伴奏スタイル」をクリックしても、「無音」、「直前のものを引き継ぐ」以外の伴奏スタイルは表示されません。

自動伴奏をおこなう際の留意点

自動伴奏は、終止線が貼り付けられている場合は終止線まで、終止線が貼り付けられていない場合は、その楽譜の最後の音楽記号が入力されているページの最後の段落まで演奏されます。

したがって、楽譜の終わりと自動伴奏の終わりを合わせるためには、終止線を貼り付けるか、楽譜の終わりの段落がそのページの最後の段落になるようにそれ以降の段落を改ページするか、または反復記号のFine を貼り付けてマスクするなどしてください。