発想標語パレットには、テキストと線を組み合わせて楽曲の奏法を指示する記号(標語)が3つの種類に分類されて納められています。
sfやtなどは、音符または和音に対して奏法を指示する標語です。これらの記号を入力するときは、あらかじめ対象となる音符が入力されている必要があります。
この発想標語をパレットから選択して、マウスカーソルを親となる音符のところに近づけると、音符がピンク色に点灯します。点灯したところでマウスをクリックすることで入力できます。
pやmfのような強弱記号や、marcatoやpizz.のような標語はパートに対して奏法を指示します。
これらの発想標語を入力するときは、入力先をガイドする水色の矩形に注意しながら対象のパートに入力してください。
Andanteやrit.のような速度標語は、全パートに対して指示する標語です。発想標語パレットの下の方に納められています。
複数パートで構成された楽譜にこれらの標語を入力すると、通常は先頭のパートに表示されます。
Proでは発想標語を自由に作成して、発想標語パレットに追加することができます。Pro以外で発想標語の表示テキストや演奏効果を指定するには、一度パレットから選択して楽譜に入力した後、プロパティで設定を編集してください。