スコアメーカー7では、1つのパートに8つまでの旋律を入力することができます。それらの旋律を「声部」と呼びます。
例えば、1つのパートにソプラノとアルトの2つの旋律がある場合、少なくとも2つの声部が存在することになります。1パートに複数の旋律がある楽譜データの声部を分ける理由はいくつかありますが、主には、声部ごとに編集を行いたい場合や、他のソフトで活用するためにエクスポートする場合などがあげられます。
スコアメーカー7では、タイやスラー、連桁や連符、トレモロなど、連続した音符や休符にまたがる記号を入力する場合、それに関わる音符や休符は同じ声部である必要があります。したがって、認識直後や新規作成時には、特に声部を意識しなくてもいいように、「声部フリー」の状態になっています。