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楽譜認識の流れ

スコアメーカーZEROの認識の流れは、以下の4ステップに分かれています。

高速認識の場合は、五線記号ステップはありません。

ページ登録ステップ

ページ登録は、「スキャナで印刷楽譜を取り込む」「画像ファイルを取り込む」「PDFを認識する」の3つの方法で行えます。 それぞれの方法ごとに、楽譜認識の流れが一部異なります。

スキャナで印刷楽譜を取り込む場合

スキャナで印刷楽譜を取り込む場合は、以下のような流れで認識を行います。

  1. サイドバーの「スキャン」アイコンをクリックして、楽譜の1ページ目をスキャンします。

  2. 最適な解像度を確認します。 解像度が不適当だった場合は、解像度を変えて再度スキャンします。

    ページ左上のページ番号にマウスをホバーさせると、解像度などそのページの情報が表示されます。

  3. 画像の向きが正しくなかったり、傾いている場合には、それを修正します。(編集(E)メニューから行えます。)

    通常、画像の向きなどの修正や見開きページの分割は、スコアメーカーZEROが自動で行います。

  4. 手順1~3を繰り返し、2ページ目以降を取り込みます。

  5. パート構成ステップに進みます。

スキャナから取り込む

画像ファイルを取り込む場合

画像ファイルを取り込む場合は、以下のような流れで認識を行います。

  1. サイドバーの「ファイル」アイコンをクリックして、認識したい画像ファイルを開きます。

  2. 画像の向きが正しくなかったり、傾いている場合には、それを修正します。(編集(E)メニューから行えます。)

    通常、画像の向きなどの修正や見開きページの分割は、スコアメーカーZEROが自動で行います。

  3. パート構成ステップに進みます。

画像ファイルの登録

PDFファイルを認識する場合

PDF楽譜を認識する場合は、以下のような流れで認識を行います。

  1. サイドバーの「ファイル」アイコンをクリックして、認識したいPDFファイルを開きます。

  2. PDFのプレビューを確認して、楽譜として認識したいページの設定をします。

    このとき、PDFの種類によっては画像認識に自動的に切り替わることがあります。
    その場合は、上記の「画像ファイルを取り込む場合」の手順2の作業を行います。

  3. パート構成ステップに進みます。

PDFファイルの登録

パート構成ステップ

このステップでは、譜表、段落、パートが、正しく認識されているか確認します。 正しく認識されていない場合は、修正を行います。

修正が完了したら、五線記号ステップへ進みます。

五線記号ステップ

このステップでは、音部記号などの記号や、小節線の修正、歌詞矩形、コードネーム矩形、テキスト矩形の修正を行います。

調号などの記号や、小節線の修正
音部記号、調号、拍子記号と小節線の修正を行います。
歌詞矩形、コードネーム矩形、テキスト矩形
歌詞矩形、コードネーム矩形、テキスト矩形は、歌詞やコードネーム、テキストが存在する範囲を指定する矩形(長方形)です。この矩形の範囲を修正します。

認識実行ステップ

最終的な、楽譜の認識を行います。 このステップが終了すると、認識画面が閉じて、作成画面に認識された楽譜が表示されます。