スキャナのドライバソフトの画面で以下の設定を行ってください。
スキャナの機種によって用語は異なりますが、スキャナドライバの画面で「カラーモード」「画像の種類」「用紙の種類」などの項目名から、楽譜の取り込み方法を指定します。
このとき、「グレースケール」または「白黒写真」(機種によってはこれに準ずる選択肢)を使って取り込むと、大抵は良好な認識結果が得られます。
この解像度はスキャンする楽譜の五線の高さ(第1線から第5線までの長さ)によって適正な値が決まってきます。
A4のピアノ譜(7mm)の場合 300~400dpi程度
五線の高さが6mmの合唱譜の場合 400~450dpi程度
ミニスコア(5mm)の場合 600dpi程度
以下の式を参考に最適な解像度を計算することができます。
最適解像度(dpi)=(7x350)/五線の高さ(mm)
スキャナドライバによっては細かい値が指定できない場合がありますので、求めた値に近い解像度を指定してください。 (350dpiが指定できない場合は400dpiなど)
スキャンが完了し、登録された画像左上に「解像度低い」または「解像度高い」と表示されている場合は、その位置にマウスカーソルを合わせると、図のように最適な解像度がポップアップで表示されます。表示されている値に近い解像度で再スキャンしてください。