表示に関するオプションを設定します。
階名の表示種類や位置などを設定することができます。
「固定ド」、「移動ド」、「プリマヴィスタ」から選択することができます。
「プリマヴィスタ」方式は、姉妹製品「プリマヴィスタ2」で採用されている「移動do」の読み方で、「ド レ ミ フ ァ ソ ラ シ」を「do re mi fa so la ti」と読みます。
第7音は「シ」ではなく「ティ」と発音します。
音階固有の音に対して半音上がる時は「i」の母音を、下がる時は「o」または「a」の母音を使います。
音階固有の音については、母音を省略して「d r m f s l t」と表記します。
これにより、母音が現れたときだけ音階から半音高い、または低いということになり、一目でわかるのでとても便利です。
この方式では「s」の半音下は読み方がなく、楽譜上には「-」と表記されます。
また、変化音が別の音階固有音と同じ場合(例:fの半音下)も、楽譜上には「-」と表記されます。
メロディーの主たる音域のオクターブより高い音には、「'」をつけて表記します。
反対に低い音には、「,」をつけて表記します。
「’」「,」の表記によって読み方が変わることはありません。
階名の表示位置を選択することができます。
階名の表示サイズを大きくします。
大譜表にも階名を表示します。
同じ音階が連続するときに、最初の音のみに階名を表示するようにします。
変化音の階名を青で表示します。
メロディーの主たる音域のオクターブより高い音には上線、オクターブ低い音には下線を表示します。
階名表示種類が「プリマヴィスタ」方式の場合、オクターブ高い音には「'」、低い音には「,」を表示します。
音階色分け表示の表示色を設定することができます。
音階は、「階名表示」の「表示種類」の設定に従います。