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インポート

スコアメーカーZEROでは通常、SDXというKAWAI独自のファイル形式で保存された楽譜データを開いて編集しますが、それ以外のファイル形式を読み込むこともできます。 これをインポートといいます。

スコアメーカーZEROでインポートできるファイル形式は、SDF、SMF、MusicXMLの3種類です。

SDFのインポート

SDFは、旧スコアメーカーや旧音楽帳で作成された楽譜ファイルです。 スコアメーカーZEROでSDFを読み込むためには、ファイル(F)メニューのインポート(I)からSDF(D)...コマンドを実行します。

SDFを読み込んだ場合に、一部の記号やテキストなどの位置がずれたりすることがあります。

SMFのインポート

SMFとは「Standard MIDI File」の略で、MIDIの標準的なフォーマットです。 他の音楽ソフトウェアなどで作成したMIDIデータを読み込むためには、ファイル(F)メニューのインポート(I)からSMF(M)...コマンドを実行します。 読み込むファイルを指定すると、「SMFインポートの設定」ダイアログボックスが開きますので、各設定をおこないファイルをインポートします。

MIDIは楽譜を記述するために定義されたものではなく、演奏情報を表現するデータ形式です。 そのため、楽譜作成ソフトで作成した楽譜をSMFにエクスポートし、再度SMFでインポートしたときには、元の楽譜を忠実に再現することはできません。

MusicXMLのインポート

MusicXMLとはRecordare社によって開発されたXML形式の楽譜表記のためのファイル形式です。 MusicXML形式は楽譜表記のデータが含まれますので、音符の位置や連桁のような楽譜表示に関する情報、速度標語のような文字の情報、歌詞の情報などをそのままインポートすることができます。 他の音楽ソフトウェアなどで作成したMusicXML形式のデータを読み込むためには、ファイル(F)メニューのインポート(I)からMusicXML(X)...コマンドを実行します。