MusicXMLはRecordare社によって開発されたXML形式の楽譜表記のためのファイル形式です。 MusicXML形式で保存することで、MusicXML形式を扱うことができる他の楽譜作成ソフトで開くことができます。 MusicXML形式は楽譜表記のデータが含まれますので、音符の位置や連桁のような楽譜表示に関する情報、速度標語のような文字の情報、歌詞の情報などをそのまま渡すことができます。 MusicXML形式でエクスポートするには、ファイル(F)メニューのエクスポート(E)からMusicXML(X)...コマンドを実行します。
声部フリーの音符や休符が含まれた楽譜をMusicXMLにエクスポートを実行すると、下のようなメッセージが表示されます。
はい(Y)を選択すると、声部が自動的に割り振られてエクスポートされます。
下のようなダイアログボックスが表示されます。エクスポートしたMusicXMLの利用目的に応じて、出力種類を選択します。
他社製楽譜作成ソフトなどで利用する場合は、通常(N)を選択して、OKを押してください。
VST3のボーカル音源で利用するために、歌詞の発音文字列を反映させ、パート別のMusicXMLに出力する場合はボーカル音源用(V)を選択します。
下のパート一覧から、出力するパートをクリックして選択状態にして、OKを押してください。
歌詞が含まれるパートは、ダイアログボックスが開いた時点で自動的に選択状態になっています。