認識プロジェクトは、認識モードで取り込んだ画像全てをとりまとめ、認識画面での設定や段落設定、パート構成の編集や五線記号の修正結果と合わせて一つのファイルにしたものです。 認識プロジェクトは、画像を登録した後や、認識ステップが変わったときに自動保存されます。 認識プロジェクトは、後で認識をやり直す場合に利用します。 認識プロジェクトを利用すると、後で認識をやり直す場合に、改めて楽譜をスキャンしたり、画像ファイルを登録しなおしたりする必要がありません。
認識プロジェクトは画像を含むため、ファイル容量はかなり大きくなります。楽譜を認識した後、修正や編集を完了した楽譜については、認識プロジェクトは必ずしも必要ではなくなります。その場合は認識プロジェクトは削除しても構いません。
ファイルメニューの認識プロジェクト管理(G)...コマンドを実行すると、 「認識プロジェクト管理」ダイアログボックスが表示されます。認識プロジェクトの管理は、このダイアログボックスでおこないます。
ダイアログボックスには、これまで保存されたプロジェクトの一覧が表示されています。このダイアログボックスでは、以下のことができます。
開く
選択したプロジェクトを開いて、認識をやりなおします。
インポート
スコアメーカーのプロジェクトを読み込みます。（拡張子がsrxまたはsrpのファイルです。）
スコアメーカー10以前の認識プロジェクトファイルや、他の場所に保存してあるスコアメーカーの認識プロジェクトファイルを読み込むこともできます。
スコアメーカーFX2以前の認識プロジェクトファイルはインポートできません。
複製
選択したプロジェクトを複製（コピー）します。
削除
選択したプロジェクトを削除します。
設定
プロジェクトを保存するフォルダを指定できます。