「Am」と入力する方法を例に、コードネームの入力を解説します。
モードバーで「コードネーム入力」アイコンをクリックして、コードネーム入力モードにします。マウスカーソルを移動すると、コードネームの「C」が選択カーソルの先端に表示されます。
貼り付けたい場所へマウスカーソルを移動させクリックします。クリックすると「C」の文字が貼り付きます。
「C」の文字付近をダブルクリックして選択した状態で、パソコンのキーボードで「Am」と入力します。
パソコンキーボードのEnterキーを押し、コードネームを確定します。 Enterの代わりにTabキーを押すと、コードネームを確定して、次の拍位置に新しいコードネームを入力できる状態になります。
このように、基本的には元の楽譜と同じ文字列を入力すればコードネームを入力できます。
特殊な文字は以下のように入力します。
タイプする文字 | 表示 |
---|---|
# | ♯ |
b | ♭ |
^ | △ |
$ | Φ |
@ | ○ |
分数コードは「/」や「on」と入力してください。
このように入力すると、文字の上付き下付きなどが、きれいに自動整形されます。これは、コードネームの自動書式機能によるものです。
△などの特殊文字を入力した場合に、入力したものと違う表示になるのも、同じ機能が働いているためですが、これは、コードネームの自動書式機能で後で一括して変更ができますので、この時点では入力しやすい文字列を入力してください。
コードネームの自動書式機能をオフにすると、書式文字列を入力することができるようになります。
コードネームを入力した直後か、入力済みのコードネームをダブルクリックし、文字列が青い選択状態になった時点で、文字列を変更し書式文字列を入力します。
書式文字列は以下のようになります。
タイプする文字 | 表示 | 入力例 | 表示例 |
---|---|---|---|
> | 上付き | Cm7>-5< | |
< | 下付き | C<m7> |
なお、上の表で、右端の逆向きの書式文字(<、>)は必須ではありませんが、上付き、下付きにしたものを戻しておくという意味になります。これは、上付き下付きを複合して使用する場合に有用となります。
入力例 | 表示例 |
---|---|
E>b<<m7>>-5< |
その他に以下のような書式があります。
入力例 | 表示例 |
---|---|
C>(onG)< | |
C/G | |
[|G|C|] |
入力例 | 表示例 |
---|---|
C>{(|9|#11|13|)}< |