編集(E)メニューには、楽譜に入力した音符や記号、テキストや図形/画像などをカットアンドペースト(クリップボードにコピーしたり、切り取ったりして、任意の場所に貼り付けること)したり、削除したりするためのコマンドをはじめとして、直近におこなった編集操作を取り消す(アンドゥ)コマンドや、検索/置換などのナビゲーションに関する機能を呼び出すコマンドがまとめられています。
カットアンドペーストや削除をおこなうためには、その対象を選択する必要があります。記号を選択(テキストや図形/画像も含む)した状態と、小節を選択した状態、パートを選択した状態とで、操作できる編集機能は異なります。小節に関する編集、パートに関する編集、段落に関する編集はそれぞれ編集(E)メニューとは別のメニューになっています。
また、選択した対象を拡張するコマンドも用意されています。
小節を選択(O)記号を選択した状態で実行すると、その記号を含む小節が選択されます。記号が選択されていない場合は、キャレットがある小節が選択されます。
全パート小節を選択(B)小節を選択した状態で実行すると、その小節を含むパートにまたがった小節が選択されます。小節が選択されていない場合は、キャレットがある小節を含むパートにまたがった小節が選択されます。
パートを選択(T)小節を選択した状態で実行すると、その小節を含むパートが選択されます。小節が選択されていない場合は、キャレットがあるパートが選択されます。
全体を選択(A)全てのパートが選択されます。