コードネームや演奏記号などの記号の配置を揃えたり、図形の大きさをそろえたりするための機能です。整列をおこなうには、複数の記号、または図形を選択した状態で、ツール(T)メニューの整列(E)から各コマンドを実行します。
また、ページに所属するテキストや図形などの場合は、単独で選択して整列コマンドを実行すると、ページ内で左寄せしたり中央に配置したりすることもできます。
複数選択については、記号の選択を参照してください。所属については、テキストのプロパティの「所属」を参照してください。
例えば、パート間の同じタイミングにある強弱記号の横位置を揃えたい場合は、揃えたい強弱記号をすべて選択して、左や横中央などに整列します。整列(E)から左(L)コマンドを実行すると、選択された記号のうち、最も左にある記号に合わせて整列されます。
ページに所属するテキストは、単独で選択して整列コマンドを実行すると、ページに対して位置を揃えることができます。曲のタイトルを横方向の中央に揃えたいときに便利です。整列(E)から横中央(C)コマンドを実行します。
テキストをページの中央に整列するためには、そのテキストのプロパティで「配置」が中央になっている必要があります。
新規作成時に使用される標準のテンプレートや、プリセットされている大半のテンプレートでは、タイトルが先頭ページの中央に表示されるようにあらかじめ設定されています。
コードネームは五線の上の既定の高さ位置に自動的に入力できるようになっています。(Platinumの場合は、楽譜の設定の「記号の位置」ページでこの高さ位置を任意に設定することができます。)
入力後に楽譜の編集をしていてコードネームを移動したときは、後で高さ位置を整列で揃えることができます。以下の手順で、簡単に楽譜に入力したすべてのコードネームの縦位置を揃えることができます。
コードネームを選択状態にする
検索パネルで全てのコードネームを選択状態にします。
整列(E)の上(T)コマンドを実行すると、選択されたコードネームのうち、最も上にあるコードネームに合わせて整列されます。(最も下にあるコードネームに揃えたいときは下(B)、中間に揃えたいときは縦中央(M)を実行します。)
テキストや図形同士の間隔を均等にそろえることができます。間隔を揃えたい図形やテキストを3つ以上複数選択して、整列(E)の横均等(E)縦均等(Q)のいずれかのコマンドを実行します。
小節属性の記号は均等配置の対象外です。
楽譜に入力した図形や画像の大きさを揃えることができます。揃えたい図形や画像を複数選択して、整列(E)の幅(W)高さ(H)大きさ(S)のいずれかのコマンドを実行してください。大きさ(S)を実行した場合は縦横両方の大きさを同時に揃えます。